2ちゃんねる

火曜日 , 4, 5月 2010 Leave a comment

「無能野郎」「氏ね」中傷氾濫…2ちゃん本印税差し押さえは有効か
なんて記事がありました。
概要は、名誉毀損にあたる書き込みに対する損害賠償金を支払わせるために、印税を差し押さえることに成功した、というもの。

事の発端は数年前、2ちゃんねる上で見つかった誹謗中傷の書き込みだ。中傷された人物から依頼を受けた斉藤弁護士は「名誉棄損にあたる」として、IPアドレスなど発信者情報の開示▽書き込みの削除▽慰謝料-を求めて、当時、2ちゃんねるの管理人だった「ひろゆき」氏こと西村博之氏を提訴するなどした。いずれも請求は認められたが、西村氏側は書き込みの削除以外には応じなかったという。

ということで、

「そもそも、名誉棄損の被害者が訴訟を起こすのは、無責任な書き込みをやめてもらいたいからであって、そのために発信者のIPアドレスを知る必要がある。お金が欲しいわけではない。情報開示に応じないなど、無責任な管理者には刑事罰を与えられるような法改正が必要だ」

気になったのは上記の部分。
名誉毀損をしたのは、書き込んだ人。
その掲示板の管理人がどこまで責任を負うべきかがわかりません。
印税を差し押さえたということは掲示板の管理人に損害賠償金の支払い義務があるということのようだが、一日に何十万件もの書き込みがあるらしいサイトで、そのすべての書き込みをチェックする義務があるのか。
まぁ、あるかもしれませんね。。。
ただ、そのチェックから漏れたものがある場合、損害賠償金まで発生するのか。
書き込みの削除には応じているわけだし、管理人を悪者にするような流れはどうかと思う。
あくまでも書き込んだ人に責任があるのではないでしょうかねぇ。。。
そこに管理人による情報開示の問題もあるようですけど、情報開示は情報開示でまた、少し難しい問題がありますよね。
原告は言うに及ばず、警察がきちんと情報管理するかどうかもわかりませんしね。
管理人が取れる現実的な線としては、警察だけにIPアドレスを伝えて捜査させるか、書き込む際のチェックなり同意文なりを工夫するかとかいうような防御策くらいではないでしょうか。
って、そんなことくらいすでに考慮済みでしょうね。
IPアドレスだけ伝えても、まぁ、それが本アドレスじゃなかったらあんまり意味ないということはおいといて。。。
あ、上記記事の印税については
「電車男」のほかに「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」が紹介されていました。
PS:
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
にうまくトラックバックが送れませんでした。
どうやら、記事URLの後ろに単純に「Trackback」と入れればよいわけではないようです。

WordPress導入記 11:トラックバック
を参考に、沖縄日和のWortPressの設定を変えてトラックバックを表示させました。

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