Microsoftの戦略

月曜日 , 4, 3月 2013 Leave a comment

Microsoft系の話題をいくつか。
「春商戦に向け、パソコン的に使えるタブレットを訴求する」Surface発売会見の詳細
海外とまったく違う日本の新Officeライセンス
Windows 7用IE10を正式リリース、動作を20%高速化
Microsoftが「25億ドル売れるiPad版Office」をあえて出さない理由
まず、SurfaceRT
SurfaceというのはMicrosoftのタブレットのようなものだが、RTというのはその中でも機能が限定されるもののようだ。というかRTではなくProというバージョンではPCに乗っているWindows8とほぼ同等の機能がタブレットに近い形態の筐体で使えるが、RTではCPUが違うため使えない機能がいくつかある、ということのようだ。
また、ライセンスについては、海外と違って日本ではOffice製品がプリインストールされたPCが多いという背景があるようだ。Office製品がプリインストールされたPC、パソコン販売時にいろいろなソフトウェアがバンドルされたPC。
ある意味とてもMicrosoft的な手法でるよね。
WindowsにIEなりOfficeなりを組み込んで販売し、デファクトスタンダードにしてしまうという。
それによってユーザーは飼い馴らされてしまう。
そして、それを甘受してるユーザーが大多数というのはおそらく自立していない国、日本の国民性のような気もしますね。
防衛すら自国でできない国なのですから。
とにかくMicrosoftにとって日本は少し特殊な市場のようです。特殊なだけならグローバルスタンダードに合わせた戦略だけで問題ないが、特殊ではあるが売り上げも高い、というところが問題。
よって特別な対応となっているようです。
SurfaceRTも、海外ではSurfacePro的なものも販売されるようですが、日本では当面SurfaceRTのみ。これは日本のPCメーカーを気遣ってのこと、という話もあります。
日本でWindowsやOffice製品を売りまくってるのは日本のPCメーカーですから、その利益を脅かしかねないSurfaceProは出しづらい、ということのようです。
日本にLinux&LibreOfficeがそれなりに普及する日が来るのでしょうかふふっ。

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